📚TSUBASAの読書記録-【若手を動かせ】前編
TSUBASAです♪
僕自身の趣味であり、習慣である『読書』📚
このブログの新しい試みとして、
今後は、僕自身が読んだ本についての書評として
本の要約・学び・感想についてシェアしていきたいと思います‼️
知識の定着には、
インプットとアウトプットが必須であるとこれまでもお話してきましたね💡
ただ本を読んで終わり!ではなく、
その本から
何を学び、
何を感じ、
何をこれから意識していこうと感じたか、
何をこれから行動に移していくか、
何を変えていくか、
それが重要であると僕は思います。
ですので、自分自身のためにもこれはひとつのアウトプットとして。
そして、これを読む方の何かの学びやきっかけになれば嬉しいです✨
では、今日の本は
【若手を動かせ】 中村トメ吉 著
この本は、大きく以下の3つのテーマについて書かれています。
①若手を動かす原理原則
②若手を動かすために取るべき具体的な行動について
③若手を動かすことで広がる未来について
OCEAN TOKYOという美容院の代表が語る
「若手」の力をどう引き出し成果や目標達成に結びつけていくかという内容です。
80人の従業員のうち75人が20代。
平均年齢23.8歳という若手社員で構成される美容院のトップのトメ吉さんの考え方や大事にしていることを知ることができます。
若手はどうすれば動くのか、、、
今の20代はモノも、情報を有り余った時代に生きている世代であり
モノや情報では動かない世代です‼️
では何が若手を動かすのか?
それは『情熱』と『人とのつながり』
『情熱』=「自分の心が揺さぶられている対象」
『人と人とのつながり』=背中を押してくれる存在、一緒に成長していく仲間、空間
「やらせる」のではなく「やりたくさせる」ことが重要で
『若手は何に情熱をかけたいと思っているのかを知る』
『その情熱を100%ぶつけられる環境』
①自身に志や夢を語らせる(何がしたいのか)
②それを実現させるためにあらゆる障壁を取り除く
「やりたがっていること」を全て遮らないようにする
トップスピードで走れる(自走)ように、障害物を取り除くことだけに専念する。
『人は自分がやりたいことのためなら、自ら動く』
やりたいことをできるからこそ、若手は力を発揮していくわけです!!
- 1.若手は2ヶ月自由に泳がせる
- 2.自分の口で志を吐かせる
- 3.若手の志を全員で共有する
- 4.山の頂上から見える景色を想像させる
- 6.お金の定義をする
- 7.「悪魔の実の能力」を発掘する
- 8.自分の取扱説明書を持たせる
- 9.マニュアルもカリキュラムもいらない
若手を動かす21の鉄則
1.若手は2ヶ月自由に泳がせる
・「この人たちには、本音を話してもいい」と思われる関係性をつくること
・多くを求めすぎないこと
・鉄は熱いうちに打たないこと(=観察する・見守ること)
・失敗(ミス)には目をつぶる。ミスよりダメージが大きいのは萎縮させたり、型にはめ込むこと。
2.自分の口で志を吐かせる
・自発的に動くようにするのに大事なことは「自らの口で志や目標を言わせる」こと。
こちらのビジョンではなく、【自身のビジョンを提示させる】。
・登る山は自分で決めさせる=自分がやりたいことであれば、頑張れるから
・若手がやる気をなくす原因は、『自分がしていることの意味が分からない時』
・「どう記憶に残りたいの?」が魔法の言葉
・手段と目的を混同させない
・先輩がかっこつけないこと。(かっこつけは相手を疲れさせる、弱音を吐く、情けないところを見せる)
3.若手の志を全員で共有する
その人がそこで働きたい(頑張りたい)と思った志望動機が大事!
『志』であり『望み』であり『動機(=モチベーション)』これを大切にしてあげる。
・『志』をみんなの前で発表する機会を作る
・上の人間が相手の志を周囲にアナウンスしてあげること
・志は、胸に秘めるのではなく外に広める(シェアする)
4.山の頂上から見える景色を想像させる
「登りなさい」ではなく、「早く登りたい」と思わせる。
やりたくさせるプロデュース=感情を動かす・ワクワクさせること
・先輩たちと同じ景色を見せる
物理的に現場に連れて行き、その景色を見せる。
5.途中まで併走する
・すぐに自分で走り出すのは2:6:2の法則の上位の2割程度。
・1歩踏み出すために必要なのは『勇気』ではなく、『知識』
進むべき道と、その進み方を教えてあげること。
・併走50%で「自分1人でできそう」と思い始める=「仕事が楽しくなる瞬間」
この瞬間に手を話すのがコツ。
今の若手は背中を見せるだけではついてこない!
一緒に考え、並んで走ることが大事‼️
⭐️これまでのまとめ⭐️
(鉄則2)①志を語らせ、登る山を自ら決めさせる
(鉄則3)②それを宣言させ、周知させる
(鉄則4)③山の頂上から見える景色を想像させる
(鉄則5)④道を示し、山を登るための知識を与える。
(鉄則5)⑤道半ばで一人立ちさせる。
このステップを踏むことで、どんな若手も自ら動けるようになっていく。
6.お金の定義をする
早い段階で、『お金とは何か』の定義付けをして、
お金に対しての共通言語を持たないことには、その後のコミュニケーションにズレが生じる
お金とは、”人を幸せにする手段”
売り上げ=『自分の価値』✖︎『相手からの信用』
売り上げは自分たちの「やりがい」
お客様の背中を押し感謝されることは「生きがい」
・やりがいと生きがいは別のものであるという認識。
7.「悪魔の実の能力」を発掘する
・若手の自走を加速させるには、その個人に備わっている強み=特殊スキル(悪魔の実の能力)を見つけてあげること。
・「なぜ?」をたくさん持ち、人の行動を分析する
そのためには、仕事だけでなく、プライベートも共有する
・コンプレックスは強みに変換されることが多い
どこかのタイミングでカミングアウトさせることが必要
・強みは具体的なアクションやシーンと絡めて伝える
➡︎自分の能力を自分で信じられるようになる。
8.自分の取扱説明書を持たせる
若手の唯一の弱点は「自分を知らないこと」
自分を知らない人間は加速できない。
踏み外さない環境で不安をなくすのではなく、安心して踏み出せる環境を作ること。
「若手を動かす」必須条件が、情熱のまま行動させることであるから。
9.マニュアルもカリキュラムもいらない
・個性を育てるとは、
「マニュアルに当てはめる」のではなく、「自分の志に当てはまる」技術を磨いて武器にしてもらう。勉強させる。
・マニュアルがないからこそ、
❶自分で考えて行動できる若手が育つ
❷指導する側の成長速度も上がる
❸嫌でもコミュケーションが必須になる
それぞれが全く違う生き方をして、どこへ行くのも自由といった『本気の個性』
を目指す!
長くなってきたので、前半編として、次回のブログを続編としたいと思います。
次回も是非チェックしてくださいね✨
TSUBASA