翼の勉強法vol.15-マジカルナンバー記憶術-
TSUBASA
今日は翼の勉強法100シリーズ
翼の勉強法vol.15
【マジカルナンバー記憶術】
について皆さんにシェアしたいと思います。
皆さんはワーキングメモリーという言葉をご存知でしょうか?
作業記憶のことで、
「理解、学習、推論など認知的課題の遂行中に情報を一時的に保持し操作するためのシステム」のことを言うそうです。
いわば、記憶の作業台。
新しい情報に触れた時
感覚記憶➡️短期記憶➡️長期記憶
という流れで記憶の定着を図ります。
感覚記憶とは、
目や耳などの感覚器で受け取った外界の情報を一時的に保持しておくための記憶です。
短期記憶とは、数十秒間であれば覚えておくことができるもので、感覚記憶よりは、記憶時間が長いです。 ですが、放っておくと、数十秒もすれば、忘れてしまうものです。
長期記憶とは、
ずっと長い間、脳内に残っている記憶です。
記憶時間も非常に長いもので、 何十年も覚えている場合もあります。
ここに定着されてはじめてモノになる知識ということです。
この中で、ワーキングメモリーとは
短期記憶のフェイズで出てくる言葉です。
短期記憶から、長期記憶化させるためには
繰り返し反復し、長期記憶のスペースに移動させる行為が必要になります。
これが”リハーサル”と言われるものです。
リハーサルを行わなければ、短期記憶のスペースから長期記憶化することはありません。
そのための一時的に保持しておくスペースのことをワーキングメモリーといいます。
その容量と言われるものが、
認知心理学においては「7±2」という数字。
ミラーという学者が提唱した「魔法の数字」である。
人間が瞬間的に記憶できる(短期記憶で保持できる)情報の最大数は、
7±2の範囲内であり、一般に5〜9であるということ。
この数字というのが記憶の情報の塊のことであり『チャンク』と言います。
人間が一度に知覚できる情報の最大数。
注意を向けることのできる情報の最大数。
であり、人間の瞬間的な情報処理能力の限界が”5−9チャンク”
この範囲にあると考えられています!!
この理論を前提に考えるのが、
『マジカルナンバー記憶術』です。
そもそも記憶のワーキングメモリーの限界が5−9であるということは
10以上の情報を一度に覚えるということは無理ということです。
そのため、いかに記憶すべき情報の
チャンク数を減らし、ワーキングメモリーの作業場をきれいに片づけるかです。
最後に具体的な例を1つ挙げてみましょう!☺️
脳神経はもう覚えていますか?
ⅠからⅩⅡまである、いわゆる暗記するところです💡
嗅神経から舌下神経まで12コのものを覚えないといけないわけですが、マジカルナンバーの理論ではそもそも12コの情報は記憶処理できないということになります。
なので、この12の情報を分類分け、グループ分けして7±2チャンク以下に小さくするということ。
3-3-3-3の通りに分けたならば
これは4チャンクとなります💡
ただ漠然と3のグループを4つ作ると言うよりも、意味のある数字にすることがより記憶のリハーサルには良いとされています🎵
僕がこの12を分けるとするならば、
1-1-2-4-4かなと考えます!
脳の解剖学的機能分類として、
脳は以下の
大脳
間脳
中脳
橋
延髄
に分かれますよね☺️✨
それに相当させることで各脳神経がどの脳に所在しているかをまとめて覚えるということです!
ただ漠然と大量の情報に向き合い、
気合いで勉強するよりも。
効率良く、無駄なく、
記憶していく工夫が必要ということですね🎵
マジカルナンバー7±2
ぜひ参考にしてみて下さい♪
TSUBASA